86―エイティシックス―第2クール-シリーズ
86―エイティシックス― 第2クール #1
人として認められていない者「エイティシックス」で構成する部隊・スピアヘッド。隊長を務める少年・シンは絶望的な戦場で、ある目的のために戦い続ける。そんな時、新たな指揮官に共和国軍人のエリート・レーナが着任し、交わらないはずの運命が交差する。
東部戦線第一戦区第一防衛戦隊、通称スピアヘッド戦隊。
サンマグノリア共和国から“排除”された〈エイティシックス〉の少年少女たちで構成された彼らは、
ギア-デ帝国が投入した無人兵器〈レギオン〉との過酷な戦いに身を投じていた。
そして次々と数を減らしていくスピアヘッド戦隊に課せられた、成功率0%、任務期間無制限の「特別偵察任務」。
それは母国からの実質上の死刑宣告であったが、
リーダーのシンエイ・ノウゼン、ライデン・シュガ、セオト・リッカ、アンジュ・エマ、クレナ・ククミラの5人は、
それでも前に進み続けること、戦い続けることを選択する。
希望や未来を追い求めようとしたわけではない。
“戦場(ここ)”が、彼らにとって唯一の居場所となっていたのだから。
そしてその願いは皮肉にも、知らぬ間に足を踏み入れた新天地で叶うことになるのだった。